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小麦ふすま

小麦の外側の部分だけを使用した小麦粉です。
糖質が非常に少なく、食物繊維が豊富で健康志向の方にとても人気です。

「ふすま」とは?

ふすま

「ふすま」とは小麦粒の表皮部分のことです。
「小麦ブラン」とも呼ばれ、小麦一粒の中で15%程しかない希少な部位を製粉しています。
小麦は「表皮」「胚乳」「胚芽」の3つで構成しており、普段目にする小麦粉は「胚乳」部分のみを使用しています。

胚乳は糖質・タンパク質が多く含まれているため、パンに使うと膨らみやすく、中身が白く仕上がります。小麦の風味や味がよく出やすいのが胚乳ですが、高カロリーのためダイエットや糖質制限をしている方は注意が必要です。

一方、ふすまは糖質が胚乳の半分以下で食物繊維やビタミンが豊富に含まれており、パンの中身まで茶色く仕上がるのが特徴です。低糖質な上、ごぼうの5倍に相当する食物繊維が含まれているため、ダイエットだけでなく健康志向の方にもおすすめです。

ふすまの効果

  • ふすまの一番の魅力はなんといっても糖質の低さにあります。一般的に健康食として知られている玄米と比較をしても、非常に低い糖質であることがわかります。

  • また、普段の食生活では中々とることができない食物繊維が非常に多く含まれているため腸内環境を整える効果があります。その他、ビタミンやポリフェノールも豊富に含まれているため美容や健康にも最適です。

ふすまの使い方

ふすま粉は膨らみにくいため、膨らみを助けるグルテン粉と合わせて使用するのが一般的です。
初めてで心配な方は通常のパンを作る際に2割程ふすま粉をブレンドするだけでも美味しく焼けます。また、賞味期限が短く、虫がつきやすいので余ったふすま粉は冷蔵か冷凍で保管することをおすすめします。

ホームベーカリー使用時の注意点

通常の生地と比べて羽に絡まりにくいので、十分にこねることができない場合があります。時々様子をみて、羽が空回りしているようであれば絡ませるように手を加えると失敗しにくくなります。