こんにちは
ぐるてん製菓製パン担当のSです
みなさんの材料選びのお役にたてる様、試作をしてレポートさせていただきます
今回は「パノヴァッション」という強力粉を紹介します
「パノヴァッション」は数種類の小麦をブレンドしてそれぞれの良いところを
かけあわせたパン用強力粉です。
一般的な強力粉よりも吸水が良く、約5%多めに入れられるのが特徴です。
水を多く入れることでパンの老化がおそくなりしっとり食感が続きます
冷凍保存にも適しています
まずは基本配合の食パンです
<食パンレシピ>
パノヴァッション |
250g |
インスタントドライイースト |
3g |
食塩 |
4g |
スキムミルク |
6g |
砂糖 |
16g |
バター |
10g |
水 |
190g |
ボリュームがあり、みずみずしい内層でツヤ
翌日でもしっとり食感を楽しむことができます
この保水性を生かしてレーズンパンを作成します
レーズンがパンの生地の水分を吸ってパサついてしまうという声を聞くことがありますがこの「パノヴァッション」 を使えばその悩みが解消されます
今回はレーズンの添加量を変えて紹介します 皆さんの理想の添加量探しのお役に立てたら幸いです
上記の食パン基本配合にレーズンを添加します
生地全量を半分にいてレーズンを練り込み、小さい型で3種のレーズンパンを焼きます
-
-
(パウンド型 16.5㎝×7㎝高さ6㎝)
レーズン30%というのは小麦粉を100g使用したときにレーズンを30g使用するということなので
上記食パン生地を2分割する場合は小麦粉を125g使用することになるのでレーズンは38gです
レーズン30%⇒38g
レーズン50%⇒63g
レーズン80%⇒100gを使用します
レーズンを練り込む レーズンは水で流してから 水気を切って使います 洋酒漬けを使用する場合も 水気を切ってから使用してください
-
左から30%,50%
-
左から30%,50%(発酵60分後)
-
台に出して丸める
-
左から50%,80%
-
左から50%,80%(発酵60分後)
形成
30%はレーズンが少な目なのでおかずにも合わせやすいです卵サラダやサラダチキンなどとの相性が良いです50%はレーズンのジューシーな食感をしっかりと楽しむことができます後ほど紹介するモッツァレラトーストがおススメです80%はぎっしりレーズンで甘みを感じます 軽くトーストしてバターを塗っても良いですし、フレンチトーストもおススメです薄めにスライスしてサクサクにトーストしてチーズと共に食べるとお酒のお供になります
<型を使用せずにも三つ編みパンにも>三つ編みは真ん中から編むとバランスよく生成できます
<レーズンパンのおススメの食べ方紹介>*モッツァレラトースト
-
厚めスライス(2-2.5㎝)クルミを置く
-
モッツァレラを置きトースト
-
お好みでハチミツをかけて
おやつや朝食にスパークリングワインや白ワインとの相性も良いのでおつまみにもなります
<フレンチレーズントーストレシピ>
卵 |
2個 |
砂糖 |
30g |
牛乳 |
120cc |
レーズンパン |
2.5cmスライス4枚 |